Berghain [DJ / CLUB]
一年前、クラブ関係のフリーペーパーPHONOにベルリンにあるクラブ、Berghain(http://www.berghain.de/ )の事が書かれていました。
以下PHONOより。
------------------------------
現在「世界一」と称賛される究極のクラブ
〈ベルクハイン/パノラマ・バー〉
ロンドンから遊びに来ていた強者のパーティ・ピープルも
「ロンドンとは比較にならない。こんなクレイジーなクラブは他にはない」と感嘆していた。
〈パラダイス・ガラージ〉や〈ミュージックボックス〉、
〈ハシエンダ〉のような伝説のアンダーグラウンド・クラブは
きっとこんな場所だったに違いない。
殺風景な倉庫街にそびえ建つ、
「館」と呼びたくなるような建物が壮観だ。
朝5時近くだというのに入口には300人ほどが列をなして中に入るのを待っている。
入口には筋肉隆々でタトゥーとピアスだらけのおじさんが立っていて、お眼鏡に適わない客はどんなに待っても入れてもらえない。
ボディーチェックとカメラ・チェックをクリアすると「Have fun!」と入店を許される。
埃っぽいような匂いと、外とは明らかに違う湿度の高さを感じながら真っ暗な階段を昇ると、地鳴りのようなビートがどんどん大きくなってくる。
そしてメインのテクノ・フロア〈ベルクハイン〉が現れる。
見上げれば20~30メートルはあるんじゃないかというような吹き抜けで天井が遠い。
ダンスフロアを4台のファンクション・ワンが取り囲み、驚異的にクリアな音を鳴らしている。
上階の〈パノラマ・バー〉へと続く階段の脇には「ダークルーム」と呼ばれるエリアがあり、通路沿いに複数のブースが並んでいるという。
真っ黒なその一角では、半裸のマッチョな男性の影が重なり合っていて、ストレートな女子には近寄れない空気だ。
噂によれば、館内にはさらに過激な地階も存在しているらしいが、入口すら発見することが出来なかった。
これも元々ゲイ・クラブである〈ベルクハイン〉の一面だ。
ちなみに男子/女子に関係なく、トイレも完全なカオス状態。
客は好みに応じてフロアを行き来する。
みんな水のようにビールを飲み、瓶の破片が床一面に散乱している。
どこを歩いてもジャリジャリと音が鳴る。
フロアの至る所ではジョイントが回っていて、朝6時を過ぎてもみんな飄々とした表情で、8時を過ぎても、深夜2時か3時のような盛り上がりを見せる。
こんなところは初めてだ!!
結局パーティーは終わらず夜の8時までやっていたらしい。
それがここでは毎週のこと。
そりゃロンドンのパーティ・ピープルも圧倒されるはずだ。
これほどアンダーグラウンドで、大規模なクラブが存在しているなんて!
あらゆる種類の人間が自分の好きなように、でも平和に、思う存分パーティを楽しんでる様は、ひどくエクストリームである一方で、ある意味健全に感じられた。
商業主義や、経済的格差や様々な差別や主義主張から解放された、極上の音楽を楽しみ踊る自由がある場所。
その存在を可能にするベルリンという街。
うん、納得。ここは最高だ!
(文・浅沼優子)
------------------------------
映像が荒いけど雰囲気はこんな感じです。※多分、Marcel Dettmannのプレイ(日曜午前中)じゃないのかな。
また地獄クラブに遊びに行きたいな。
・Berghain
以下PHONOより。
------------------------------
現在「世界一」と称賛される究極のクラブ
〈ベルクハイン/パノラマ・バー〉
ロンドンから遊びに来ていた強者のパーティ・ピープルも
「ロンドンとは比較にならない。こんなクレイジーなクラブは他にはない」と感嘆していた。
〈パラダイス・ガラージ〉や〈ミュージックボックス〉、
〈ハシエンダ〉のような伝説のアンダーグラウンド・クラブは
きっとこんな場所だったに違いない。
殺風景な倉庫街にそびえ建つ、
「館」と呼びたくなるような建物が壮観だ。
朝5時近くだというのに入口には300人ほどが列をなして中に入るのを待っている。
入口には筋肉隆々でタトゥーとピアスだらけのおじさんが立っていて、お眼鏡に適わない客はどんなに待っても入れてもらえない。
ボディーチェックとカメラ・チェックをクリアすると「Have fun!」と入店を許される。
埃っぽいような匂いと、外とは明らかに違う湿度の高さを感じながら真っ暗な階段を昇ると、地鳴りのようなビートがどんどん大きくなってくる。
そしてメインのテクノ・フロア〈ベルクハイン〉が現れる。
見上げれば20~30メートルはあるんじゃないかというような吹き抜けで天井が遠い。
ダンスフロアを4台のファンクション・ワンが取り囲み、驚異的にクリアな音を鳴らしている。
上階の〈パノラマ・バー〉へと続く階段の脇には「ダークルーム」と呼ばれるエリアがあり、通路沿いに複数のブースが並んでいるという。
真っ黒なその一角では、半裸のマッチョな男性の影が重なり合っていて、ストレートな女子には近寄れない空気だ。
噂によれば、館内にはさらに過激な地階も存在しているらしいが、入口すら発見することが出来なかった。
これも元々ゲイ・クラブである〈ベルクハイン〉の一面だ。
ちなみに男子/女子に関係なく、トイレも完全なカオス状態。
客は好みに応じてフロアを行き来する。
みんな水のようにビールを飲み、瓶の破片が床一面に散乱している。
どこを歩いてもジャリジャリと音が鳴る。
フロアの至る所ではジョイントが回っていて、朝6時を過ぎてもみんな飄々とした表情で、8時を過ぎても、深夜2時か3時のような盛り上がりを見せる。
こんなところは初めてだ!!
結局パーティーは終わらず夜の8時までやっていたらしい。
それがここでは毎週のこと。
そりゃロンドンのパーティ・ピープルも圧倒されるはずだ。
これほどアンダーグラウンドで、大規模なクラブが存在しているなんて!
あらゆる種類の人間が自分の好きなように、でも平和に、思う存分パーティを楽しんでる様は、ひどくエクストリームである一方で、ある意味健全に感じられた。
商業主義や、経済的格差や様々な差別や主義主張から解放された、極上の音楽を楽しみ踊る自由がある場所。
その存在を可能にするベルリンという街。
うん、納得。ここは最高だ!
(文・浅沼優子)
------------------------------
映像が荒いけど雰囲気はこんな感じです。※多分、Marcel Dettmannのプレイ(日曜午前中)じゃないのかな。
また地獄クラブに遊びに行きたいな。
・Berghain
コメント 0